■怪盗ラフィン〜セミーラミスの秘法・感想と作者の返信■
既に当サイトの掲示板に何かを書いたり、返信が特別に必要でない場合には、ふりーむに感想をどうぞ。
当ゲームそのものに対してではないですが、ある一人から5000円カンパをシナリオライターが頂いた事もあります。
面白そうだと思っているからこのページに来ているはずで、未プレイの人はこのページは読まずにプレイしてください。ネタバレもあります。


◆ご注意◆
時々、当ゲームに対し「面白さなんて感じない」のような人もいますが、当ゲームは面白がらせるために作ったのではなく、
「一般人は騙されているから目を覚ましてやる」という主張を行うために作ったのです。
面白い物は外から得られるという想いを捨ててください。あくまで理解して面白がるのはプレイヤーの資質に委ねられています。
ドラクエ1が出た当初は、「わけが分からない」「つまらない」と主張する人もいました。それはRPGの面白さを、その人が理解できなかったというだけに過ぎなかったのです。
人は自分に向けられていない対象、ついていけない対象を愚劣と判断する傾向がある事を踏まえ、読み進めてください。
なお、当ゲームにエロがある事を把握しているならば、エロさなどはぜひ味わってください。ハッキリ言うと、性犯罪と変態がテーマです。

同じゲームでも、各プレイヤーが同じものを見るとは限らない。各プレイヤーの頭の中にある事だけが、当ゲームで再現される……。

◆怪盗ラフィンは説教臭い◆

イギリスの作家D.H.ロレンスの言葉。自分の作品を理解できる人は滅多にいない事を把握し、
この本を読む権利があるなどと自惚れるな。さっさとゴミ箱に放り込んだ方が君のためだ。」と宣言した。
偉大である事とは、誤解される事ラルフ・ワルド・エマーソン

  ◆マルトエンド攻略法:終盤で分岐します
カームベルエンド……ナシュカと一緒に飛び降りずカームベルを選ぶ
 または ナシュカと一緒に飛び降りてカームベルを選び、追い返す
ナシュカエント……ナシュカと一緒に飛び降りてカームベルを選ぶ
トゥルーエンド……カームを選ばない


2012/12/18
【感想】ネットで拾った文章
この作品は数回やってなるほど〜と感心できる作品かと思います。登場キャラが後にどんな形で関わってくるのか?会話が布石となって後で効いてきますね。
しかし、これだけの評価でも90としたのは全会話に必然性がある訳ではなかった事、説明シーンも必要だったのかと言う部分があった事により減点。そしてこの関わり方少々強引じゃね?が何人かいたため合計10点の減点となっています。ですが、改めて群像劇としてはよくできていると言いたいですね。グラフィックに関して造形が定まっていなかった事で20点程、エロ絵のが手抜きで残念だったので10点程減点。サウンドは全体的に単調で魅力薄だったので40点程減点。システムは程よく良いのですが
やっぱパスワードはいらないんじゃないかな?
勿体ないな〜と思ったのは挿入絵の箇所の少なさですかね18禁にしても風呂の部分で出てくるキャラとそうでないキャラが出てきたり
妊娠の話題あれだけ出したのに、腹ボテシーンがなかったりそんな所です。
まぁですが総評では良い作品という形です。

【コメント】
理解力の高い人でも、数回はプレイしないと良さが分からないらしい……。
でも、ちゃんと理解してくれると、高評価になる事を確認できてありがたい。



 2011/10/18
【感想】ネットで拾った文章
おもしろいですよ!
超長いが、おもしろい。
サウンドノベルは、商業作品も含めてほとんどが残念なもので、最後まで読む気にならないものが多いが、これは読み終えた。
セリフのみのうえ、展開が早く、グイグイ引っ張っていく腕力は凄い。
ただ、話そのものは、かなり幼稚。
キャラの行動に、物理的、感情的に不自然なところがあって、ひっかかる。
面白い世界観を持っているのに、それを語るところで「俺が教えてやる」口調なのも鼻につく。用語の誤用などで、作者が特別な知性を持っているとは思えないから、なおさらだ。このせいで、このゲームを放りだす人も多いかもしれず、残念。
絵も水準以上。キャラがマンガ絵なので、似通ってしまうが、十分感情移入できる。
音楽が一番秀逸。ストーリーの邪魔にならず、長時間つきあっても飽きが来ない。
エロはあまり期待できない。無料版クリア後のPWを入れた後でも、2周目をまわろうという気にさせるほどではなかった。
厳しいことも言ったが、総じてたいへんな力作だと思う。
他の作品もやってみようかな、という気になりました。

【コメント】ネットで拾った文章に対してなので返信ではない。
この人はいい所も悪い所もバッチリ把握していてるので、基本的に受け入れられる。怪盗ラフィンがなぜ嫌われるか分かった気がする(爆)
幼稚とか知性を持っているとは思えないという表現は引っかかるが、あくまで彼の感想だから、実際に作者がそうというわけではない。
というか、人によってはゲームの内容で「お前は無知だ」と語られるに等しく、仕返しだと考えれば納得できる。
ゲームではあまりにも馬鹿げたジョークを連発するので、あたかも作者が馬鹿のように錯覚したのだろう。
馬鹿やってる吉本の芸人もしかり、実際には笑わせる修行を積んだ結果であって、本当に作者が馬鹿というわけではない。
ジョークを理解できるセンスがあれば、馬鹿だと思っていた部分こそが、大爆笑の部分だと認識し、その先に知性を感じるのだ。
用語の誤用を当方に指摘してくれれば、更にいいゲームになったので、具体的に教えてくれないのは残念だ。
1つ思いついたのは、説明無しにスイスの銀行からユーロを盗んだという表現ではないだろうか? スイスの銀行にだってユーロ紙幣はあるし、そもそもセミラミスはリーマンショック前に外貨先物取引をやっていたくらいなので、スイスがフランという通貨だという事は当然の認識だった。彼には誤解されただけで、実際には誤用などではないと考えている。他の用語に使い方の誤りがあったとして、その程度の話と考えられる。
他の裏づけとしては、相当に読解力のある人が、当ゲームの誤用などを指摘してくれており、そのチェックから漏れる事など考えにくいからだ。
キャラの行動に感情的に不自然な所があると感じる事は想定内だ。ただ、描写が無くても感じ取ってくれるくらいの実力があれば、更に楽しめたはず。
ジョークにしても、わざわざ何が面白いのか説明しては無粋というものだ。
エロ過ぎたのでパスワード制とした経緯があり、期待を外したのは申し訳なかった。元々、2週目を遊んでもらうような仕様ではない。
彼ならパスワードの先のR15モードに設定してある当方のエロギャグに感服し、更に評価を上げてくれたものと考えている。
借り物の素材である音楽がいいという話は皮肉ではないと解釈したい。
音楽チョイスのセンスを認めてくれたようで、ありがたい。多くの音楽サイトから、これだという作者をチョイスし、更に厳選した曲がラフィン(や他のゲーム)のミュージックなのだ。


2011/3/31
【感想】ネットで拾った文章。嫌がらせのつもりでプレイしたが良い所も発見できたという感じ。別途に誤字なども報告してくれたので、最終的には嫌がらせではなくなったと判断。
下ネタに関してはあえて深く追求しませんが、レベルとしては男子中高生程度のものです。質より頻度が問題かと。(制限しないと文章の半分近くが下ネタです)
最重要となるストーリーは敵、味方の判別をおいそれとはできない感じになっていますが、最終的には7割くらいが味方になる少年漫画にありがちな展開になっています。
テーマは「都会、裏社会の恐さ」だそうですが、つまるところ何でもかんでもマフィア、加えて政府が私欲のために作ったものだと特に根拠もなく断定するもので、深い思索というよりは思春期の青少年が社会へのやり場のない不満をぶつけている、といった感じです。また、酒の話のはずなのに出てくるのはワイン、それも赤ワインだけだったり、「宗教」というときにキリスト教しか考慮していない節があるなど、生半可な知識で書いている部分も見受けられます。挙句、「肉がおいしいのはその動物死ぬときに出したアドレナリンによる」「煙草は本来健康にいい。悪いのは包んでる紙やフィルター」などといった超理論を例によって何の論拠もなく発言することもあります。ここまでくると、理解できないのは読む人の知性のせい、とは言い難いと思われます。全体的に物事を一方向からしか見ていない感じがしました。
絵は抜群と言わないまでもそれなりに綺麗です。だんだんみんな同じ顔に見えてくることがありますが、これは登場人物が多いからでしょう。一概に絵師さんが悪いとは言えません。ただ、モナコが千葉か横浜あたりにしか見えないのはどうにかしてほしいところです。
曲は一般的に用いられるフリー素材です。一部ちぐはぐした印象を受けますが、酷評するほどのものでもありません。
システム、というかUIについてはしっかりしており、性描写を避けるモードや一部会話のスキップ、章全体のスキップに会話の高速飛ばしとかなり充実しています。サウンドテストも嬉しいですが、地図と車は不要な気もします。
私はアドベンチャーはあまりやらないのですが、特に斬新さは感じませんでした。基本的にストーリーありきのジャンルですので、そこが酷いこのゲームは個人的には面白くありませんでした。絵や音楽もそれをフォローできるほどのものではありませんし。
以上、とても長い拙文でした。参考になれば幸いです。

【コメント】ネットで拾った文章に対してなので返信ではない。
 下ネタに関し「オヤジ」と呼ばれる方が嫌だ。「男子中高生程度」と判断されたという事は、中高生へ向けた「少年漫画でも出てくる場合があるギャグ」という当方の仕掛けが作動したようで好意的に解釈する。セミラミスの心は未だに溢れかえる性欲の男子高校生とシンクロしているというわけだ(笑) ただ、本音を言うと、そこらの中高生があのレベルのネタを発する事はできない。あくまで、中高生へ向けたエッチギャグを想定という話になる。また、一般には20歳以上でないと理解しにくいエロ度合いだと考えている。オジサンになったとしてもあの手のギャグがダメな人が目立つとも考えており、結局の所は年齢ではなく性格の問題となる。実は「自分が後に読んで面白い会話」を基準に製作しているので、とにかく全てのシーンにエロ話を入れる方針で作られている。エロが好きな人にはたまらないので、全然問題ない。
 最終的には人物の7割くらいが味方になるという見方は面白い。当方は全く意識していなかったが、少年漫画は相当に読みこなしているので、自然にその状態になっていたとはっ。別に欠点ではないはずだが、「オリジナリティが低い」のような解釈になってしまったのは残念だ。自分以外が全部敵だったら斬新だとでも言うのだろうか? 絶対に敵だと思っていたあの女が極めて親密な仲間になったくらいで難癖をつけないで欲しい。
 根拠については誤解があるようだ。根拠は別にゲーム内になくても、ネットや本にはあるからこそ断定している。石油の中にベンゼン環を持つ成分が存在する事に対し、断言に根拠を示す必要はない。同様に肉が旨いと感じる成分も根拠を示す必要はない。要するに、石油の中にベンゼン環の成分があっても都合悪くないが、肉の中にアドレナリンがあると都合悪いという程度の話なのだ。菜食主義者ならば後者も問題なく受け入れられるが、肉食主義者だと非常に困るのだ。実は当方は「肉食は危険」と言っているのだから、肉好きが抵抗したくなるのは当然といえる。また、彼はタバコが毒である事に対してムッとしたのではなく、彼自身が紙巻タバコの愛用者で、紙巻こそが毒の原因である事自体が都合悪いというケースも考えられる。根拠うんぬんの問題ではない。また、根拠というのは結局の所、最終的にはプレイヤーが自分で見つけるものだ。ただでさえ文章が多いゲームなのだから、ゲーム内にゲームのストーリーを逸脱した内容(各主張の根拠)をツラツラと述べるのはシナリオを破壊する行為に繋がる。らんらん少女ではラスボスの所で色々と根拠を示そうとしたが、それでも足りないと言われたり、逆に「関係ない話が多過ぎる」とクレームとなっている。今はインターネットがあるのだから、政府の正体や肉食に関してなど簡単に真実が見つかるはず。ネットではむしろ、当ゲームで述べられているような話が中心で、教科書の話や一般人の信じている事を主張するサイトの方が少ないかも知れないくらいだ。タバコに関しては、真実をなかなか発見できないかも知れない。というのも、「常識は嘘だ」と主張する当ゲームを作り始める前の当方ですら「タバコは害だ」と考えていたくらいだからだ。要するに「麻薬は有用だから規制されている。専門家は嘘つき。しかしタバコはやはり専門家(公的機関)が語るように猛毒。」というスタンスで作り始めていたのだ。タバコを害だと思っている人が、わざわざ害だという証明をインターネットや本に求める事はないし、ましてや紙巻こそが毒である原因とか、「タバコそのものが実は有益」なんて思いも寄らないので検索すらしないのが通常だ。しかし実際には、常識が嘘であると思い知らされる情報が中心となる。
 臭いものには蓋をし、自分とは関係ないと目を閉じて見ないふりをしている人が大人だとすれば間違っている。それこそ、完全に洗脳される前の少年の目で見ないといけない。根拠に関しては彼に誤解があるのだから、「物事を一方向からしか見ていない」という見当違いの思考へ行ったのは仕方ない。当方は肉食についてあらゆる角度から検証した結果、「肉食は危険」と主張しているのだ。常識だけを信じているからこそ「肉は欠かす事のできない栄養」と考えるに過ぎない。世の中を支配しているのは善人ではないのだから、肉は栄養、タバコは毒という話は嘘だと気付いて欲しい。
 自分が肉を食べ続けたいからといって、根拠に目を瞑るのはおかしい。肉に関して補足すると、誰もが「あまり体に良くない」とは思っているはず。その理由を具体的に述べただけの話で、他にも無数に肉の害は述べる事ができる。もちろん、そんな話はゲームから外れるので、一部の要素だけを物語に導入したのだ。プレイヤーに「肉食が駄目な理由をことごとく晒す」なんて事は、あんまりだと思うのでやめているだけだ。本当に語りたいのは「食べ物が吸収されて血液になり、人間の細胞になる」という既に語られている真実と併せると「肉を食う事により家畜の成分が人間の身体になるから、波動の法則により人間も奴隷家畜のように生きる羽目になる」が事実だ。
 人に流されないのはいい事だが、真実を見抜く目も養って欲しい。認知的不協和(理解できない事を主張する人はアホ・子供と考える)という人間の心理もある。ともかくは、「きっかけは示したんだから、本当かどうかは自分で調べて。まあ、調べなくても、当方の言っている事を真実だと納得した方が楽だよ。」というスタンスを読み取って欲しい。どちらにしてもいえる事は、ゲーム内の出来事だとは思わず、現実世界の出来事だと認めている時点で、実は当方の理論を認めている事になる。なぜなら、ゲーム内で魔法使いが火の玉を飛ばした事や忍者が音速で走った事に対して、「そんな事はあり得ない。根拠を示せ。あり得るとする物語を書くなんて視野が狭い。」とは誰も言わず、「この物語では音速で走れる忍者がいるんだな」と思うからだ。タバコの話が出てきて、「このゲームの中ではタバコは毒じゃないんだ」と考えない時点で、実は既に「現実でもタバコは害じゃないかも知れない」と認めているのだ。架空の話ではないと認めているからこそ、根拠が必要となる。物語の中でネミルという、手で相手の体を貫く魔女が登場する。どうして、その設定に対し「女にそんな事できるか?! 物理的にあり得ないだろ? エネルギー式を示せ。」と突っ込まず、タバコとか肉の話で突っ込む理由かをもう一度考えて欲しい。そして、その程度の話でどうして当ゲームのストーリーが最低ランクになるのか?
 そもそも、当方の主張は政府やマフィアの話ではない。それすらダミーという話だ。もっと大きな存在まで読み取って欲しかった。怪盗ラフィンに納得しない人と当方とのどちらの視野が狭いかはあえて言及しないが、決定的な違いがある。「資本家・公的機関はみんなを代表する善人集団だ」と「資本家・公的機関は嘘つきで悪人集団だ」のどちらを信じるかの違いだ。もし、嘘つき集団だと仮定すると、日本を震撼させるような大惨事に対し、政府の人間やマスコミ、権威ある学者がいい加減な事を主張したり後手後手に回る理由がバッチリ把握できる。しかし、善人の集団だと仮定すると、なんとも理不尽に思えるはず。1ついえる事は、当方は何か得体の知れない物を信じているのはなく、大衆に植え付けられた常識を信じていないだけなのだ。人を信じる事は大切だが、特に権威のある人間は高収入を得ているのだから、そのお金の出元の言いなりだとも考えて欲しい。
 宗教に関しては、日本は西洋思想という形でキリスト教の根底に支配されているので、キリスト教を想定した宗教を槍玉に挙げている。仏教や神道が日本を支配していた時は、特にセックスに関しては悪い時代ではなかったので、悪者としては登場させる必要がなかった。なお、イスラム教もキリスト教(のバックにある存在)の別の仮面でしかないが、日本での影響度は低くあえて言及はしていない。
 シナリオに関しては好き嫌いが激しいゲームだと改めて思い知らされた。ただ、作者が好きなのだから、それ以上を追求してもらっても困る。フリーゲーム、特にノベルで面白いとされている作品の半分は、当方には合わない。理由としては、物語の流れがあまりに常識(実際には偽り)を信じて作られている場合、当方に必ずつまらないという感情が発生するからだ。自分の思想と合わない物語をつまらないとするのが人間だとすれば、怪盗ラフィンのシナリオを最低だと思う可能性が発生する事になる。架空の物語を求めていたのに実際には現実の話なので、プレイヤーの中には相当なストレスとなる人もいる。素直に当方の思想を受け入れれば、そんな事にはならないのだ。作者をこき下ろそうと考えてプレイするからこうなるのだ。繊細なシナリオを良いシナリオだと勘違いしているプレイヤーも多いが、当ゲームのように豪快で大胆なゲームもちゃんと面白いのだから、酷いという評価は嫌がらせの域とも取れる。本当に酷いシナリオならば、通常は最後までプレイできないはず。
 グラフィックに関しては、「お金をどれだけ掛けたか」で決まると考えている。プレイヤーを唸らせるようなイラストをゲーム作者本人が描けない場合、必ず他人に依頼する事になる。しかし、無償で多数の綺麗なCGを揃える事はまずできない。となれば、絵が描けない人がゲームのグラフィック水準を上げるには、上手い人に有償で依頼する必要がある。仮に絵が描ける作者であっても、それ程に上手くないならば、結局の所は「絵は抜群ではない」という評価になる。となれば、ぼちぼちの絵が描ける人がゲームで「グラフィックが素晴らしい」という評価を得ようと思ったら、本人が絵を描くのではなく、お金を出して絵を描いてもらうしかないのだ。うまく無償スタッフを集められるクリエーターもいるだろうが、10枚20枚を統一した画像で揃えるとかいう話になると、まるで確実性がない。
 「モナコが千葉か横浜あたりにしか見えない」という表現にはかなり笑えた。モナコの背景イラストは誰もフリー素材で描いていない。よって、その辺の画像で間に合わせるしかない。つまり「その辺の街の風景をモナコだと思え」が事実だからだ。ただ、こんなもんはお金を出して描いてもらえばいいだけで、結局の所、予算の問題だ。モナコを解決してもヘカーテの港町が古臭過ぎる(既に差し替え)とか、潜水艦のシーンで関係ない客船が映っているとか、自分でも突っ込める所が色々と出てくるだけで根本的な解決へは予算の話に帰着する。まあ、いずれにしても、有料版との差を出すために、無料版はグラフィックを削っている事は忘れないで欲しい。
 なお、背景素材は無料素材の最高峰を採用しており、一方では当サークルと関わりの深いプロの卵のイラストレータに描いてもらったも作品もあり、「シナリオの酷さをフォローできていない」だなんて、シナリオに対する評価も含めて失礼な話だ。
 この人はある程度冷静に当ゲームを評価してくれたが、もし、紙巻タバコを吸い、ワインは比較的嫌いだが酒は嗜み、肉を好んで食べ、仏教系の宗教に感銘を受けている人がいたならば、絶対に怪盗ラフィンは頭に来るはず(爆) 一方、どれにも当てはまらず、エロが好きならば、当ゲームの他の要素もスムーズに受け入れただろう。そしてストーリーは最高に近いと考えるはず。
 人の考えや自分の考えを改めて見直すのに、参考になった。ありがとう!


2011/2/5
【感想】ネットで拾った文章
よく練りこまれてるストーリーだと思った
ゲームの中の一般大衆な自分には支配者の魔法などは理解できないけど
普通のドラマ、映画などよりは説得力、現実性があって面白かった
絵や音楽自体はいいものではないけれどもそれを補う選択力だと思った
下品な部分はR15モードをオフにすれば大丈夫だけれども
それをオフにしたらこのゲームの楽しさはわからない
下品な部分もただ下品なわけじゃなくて
ちゃんと後のストーリーにつながっていた
ただギャルゲ、エロゲのような軽いムードが好きな人には
このゲームは面白くないかもしれない
このゲームは最高級フランス料理と同じで
ファーストフードになれてしまった人の舌には合わないだろう

【コメント】ネットで拾った文章に対してなので返信ではない。
 最高級のフランス料理とファーストフードという比喩表現は非常に面白かった。一般大衆は化学調味料だらけの劣悪な素材のファーストフードという偽りのゲームに酔いしれていて、本物の良さがある事に気付かない。あるフランス料理の香辛料が気に食わないのを理由に、料理全体がまずいと評するような域だ。最高級のワインの飲み方を知らずに「酸っぱい」と切り捨てる。エスカルゴ(カタツムリの仲間)が出て来た事を理由に、「そんなゲテモノを食うなんて最低の料理だ」と考えるわけだ。実際には砂糖だらけ、あるいは人口甘味料や人口着色料だらけの無果汁ドリンクを美味い美味いと飲み込み、「遺伝子操作された飼料とホルモン剤で育てられた病気の牛の肉」と「残留除草剤・殺虫剤だらけの遺伝子組み換えポテトを遺伝子組み換えオイルで揚げた物」を美味しそうに食っているのが大衆なのだから。残念な事にファーストフードが好きな人間が多数派で、最高級のフランス料理を理解できるのは少数派という現実を見事言い当てている。
 ここだけの話、R15のようなお子様向けなのが怪盗ラフィンの本質なのではなく、X18やXX24という非公開のバージョンこそ真髄。つまりは、エロゲーム(と言っても、規制だらけの市販のエロゲではなく本物のエロストーリー)にはいつでも化けられるような仕様なのだ。R15をオフにしたら1つの魅力を失う事は、この人は気付いてくれたようだ。そもそもR15が標準モード、X18が完全版、XX24がセミラミスだけのプレイモードという状況の中、R15をオフにして真に面白いはずがないではないか。怪盗ラフィンからは毒を抜いてはいけないのだ。ただ、毒というのはあくまで庶民を支配したい人が毒と設定しているだけで、神が毒と認定したわけではないというのもある。  
 この人にはグラフィックや音楽は気に入ってもらえなかったようだ。怪盗ラフィンのグラフィックが最高峰と言うつもりはない。ここで、面白いとされる俗ゲーがあり、写真の背景画像やRPGツクール2000程度の画像しか出ていない作品だとしよう。そのゲームを気に入った一般大衆が、ゲーム画像に対して最高点を付けるのにはセミラミスは気に食わない。音楽は好みの問題なので、好きな人は「フリーでここまでの水準を揃えるなんて凄い」と言ってくれる。と言うか、単に音源の違いによって、ひどい音質で流れてしまったのかも知れない。感想を書いた人は当ゲームのシナリオを把握できただけあって、シナリオの面白さと音楽、グラフィックは全く別物だと判断できる人というわけだ。
 当ゲームは確かにストーリーの説得力にまで追及している。当ゲームとは関係ないが、例えば殺人事件などが起きて、最後は警察に任せるようなストーリーがあるとしよう。セミラミスは絶対にこんな物語は作らない。というのは、そもそも社会の機構は偽りだと考えているので、解決を社会のシステムに振ってしまうような愚かな物語は虫唾むしずが走るので作れないわけだ。
2010/12/28
【感想】re:onさんより
 怪盗ラフィン、トゥルーとアナザー1終了しました。確かに重いというか、いろいろと複雑でどんでん返しがありましたね。しかし、社会の裏側というか、そういう話を興味深く、面白いなと思ってプレイしていました。とても面白く、魅力あふれる作品だと感じました。また、両方の作品で、基本的な性格を変えることなく、世界観を維持してキャラを重複させる……自分も趣味で物書きをするのですが、難しいことだと感じていて、とても凄いと思います。今現在、なんというか、言葉では語りつくせないような気持ちです。これからも応援させていただきます

【返信】
 re:onさん、クリアありがとうございました。今の所エンディングは2つです。エンディングも強化したいですが、顔グラを立ち絵と一致させるという作業を優先させています。クリアしたのに申し訳ないですが、レーラ姫の顔は差し替えました。どんでん返しは私のオハコで、妖魔ハンターも意外な展開になっていったはずです。社会の話は納得してくださって幸いです。騙されている事を認めたくない連中もいて「そんな事くらい知ってる、今更、何を」とかおとしめるわけですが、知らなかったら目から鱗、本当に知っていたとしたら賛同するはずなので、反感なんて湧かないのが通常です。要するに、反感が湧く人間は私を認めたくないあまり心理的に自分を守ろうとするわけです。
 私の作品ですが、過去に作った非公開シナリオや、まだ作成開始もしていいないシナリオも含め、キャラクターはほぼ同一です。別に「キャラクターを重複させる」という事に対して労力を使っているわけではありません。むしろ逆で労力を減らすために実施しています。自分が中学生の時に作ったキャラクターとかを、1つの物語での登場だけで終わらせたくないという想いによって成立します。また、出演によって女優はどんどん成長してゆきます。私が中学生の時に作ったキャラクターが貧弱なまま今の作品に現れているわけでもないです。1作品30人出るとして、別作品を作る度に30人を1から作り直したとしたら、恐らくキャラクターは魅力が小さく、印象が薄くなります。しかし、既に作者が慣れ親しんだキャラならば、愛着を持って動かせるわけです。
 re:onさんも趣味で物語を作るわけですね。サイトで小説として公開してもいいし、ノベルならばゲームツールのごく基本的機能だけで実現可能です。
 これからも当方を応援して下さるそうで感激です。よろしくお願いします。

2010/12/21
【感想】Romuskaさんより
 初めまして、こんばんは。趣味で色々なフリーゲームを漁っている、"Romuska" こと "A.M." と申します。「ふりーむ」にて、セミラミスさんの「怪盗ラフィン -セミラミスの秘宝- 」を初めて拝見し、画像と挑発的な紹介文に惹かれて早速ダウンロード、プレイさせて頂きました。本日、漸くメインストーリーをクリア(or読破?)した為、半分は無料ユーザーの義務として、そしてもう半分は、素晴らしい作品をフリーで公開してくださったことに対する感謝の気持ちをこめて、読後感を投稿致します。先ずお断りしておきたいのですが、今から投稿する内容は、必ずしも、セミラミスさんにとって好ましく思えるものばかりでは無いかもしれません。この感想の中には、セミラミスさんの作品に対する私の尊敬と賞賛の念に加えて、これに優るとも劣らない批判と叱責の思いが込められています。しかし、クリエーターからフィードバックを求められている以上、そして、この様に異彩を放つ秀作をフリーでプレイさせて頂いた以上、たとえ直言することがはばかられる様な内容であっても、それを包み隠さず報告し、改善と更なる発展とを求める義務が、我々プレイヤーにはある様に思われます。私はゲーム製作に関しては素人ですから、あるいはセミラミスさんの意図に反し、的外れなことを申し上げるかもしれません。そうした点は、どうかご寛恕かんじょ頂ければ幸いです。願わくば、毒になっても薬にはならぬ追従より、毒にもなり薬にもなるこの種の批判を、快く受け止めて下さいます様に。
 さて、ゲームの内容に関して。何よりも、魔法・車・酒・道徳に対する風刺が新鮮でした。特に、魔法に対する穿うがった見方には、自身成る程と頷かされる部分もあり、作者であるセミラミスさんが、一体どこからこの様な着想を得たのか、非常に気になりました。思うに、「途轍もない力を持った影の存在が、裏から世界史を操っている」という種の発想は、古くはユ●ヤ陰謀論やフリーメ●ソン暗躍説、今日で言えば各種メジャーの世界戦略やCIAの大陰謀、影の政府の暗躍等々といった形で、様々な小説に見ることができます。しかし、セミラミスさんの魔法に対する分析は、これらより一層具体的に、社会に潜む様々な違和感に対する不満を訴えかけるものでした。それと言うのは即ち、マスコミやインターネットに代表される今日の情報社会では、事実と情報とが錯綜さくそう乖離かいりした為、一体何を以って事実を事実と判断するのか、虚報を偽りと断じるのかが、極めて難しいからです。
 2004年にギリシャでオリンピックが開かれた際、男子マラソンで先頭を走るブラジルのデリマ選手が、沿道の一観客から妨害を受けた時のことが思い起こされます。国際的な祭典における前代未聞の不祥事として、この事件は日本でも大きく報道されました。しかし、その報道の中で「悪役」として紹介された人物は、当初、デリマ選手の走行を妨害した犯人ではなく、その犯人をデリマ選手から引き離そうとした別の観客でした。その理由はおそらく、デリマ選手に後ろから抱きついた犯人よりも、選手から犯人を引き離そうと躍起になる善意の観客の方が、映像の上では余程インパクトがあり、悪役に「仕立て易かった」からでしょう。この手違いが、単純な誤解によるものか、それとも話題性を考慮した意図的なものかは分かりません。真犯人が札付きの要注意人物であったこともあってか、日本の局でも半日後には誤解が解け、「正しい」映像が流される様になりました。しかし、「オリンピアの祭典に泥を塗った恥知らず」として「犯行の模様」を逐一報道された観客にとっては、これが単なる誤解以上の問題であったことだけは、間違いないでしょう。
 正しいものを、正しくないと言いくるめる。白を黒と称し、黒を白といって押し通す。こうした不条理に対する反発と憤りの念は、国家、即ち金と権力を握る暴力機構に対する不信として、人類が社会生活を営む様になってよりこの方、様々な形で表現されてきました。セミラミスさんが「魔法」に仮託した思いは、あるいはこうした感傷とは全く無関係であるのかもしれませんが、私にとっては、今一度、社会のこの種の理不尽さを思い起こさせるものでした。プレイの前は、何の予備知識もないままセミラミスさんのHPを拝見したこともあってか、「このゲーム(怪盗ラフィン)は相当挑戦的かつ刺激的な内容の作品の様だけれども、しっかりと感情移入ができるのかどうか」が非常に不安でした。案の定、開始直後から、セミラミス節とでも表現するしかない様な独特の風刺が炸裂し、相当に面食らいましたが、各種世界設定とも言うべきセミラミスさんの論評を拝見するうちに、自然と物語の世界に溶け込むことができたことも、不思議といえば不思議なことでした。しかし、奇妙な「てよだわ言葉」を話すシルヴューレ姫の登場、次いで「京ことば」とも「祇園ことば」とも「花魁おいらんことば」ともつかない珍妙な節回しをする美箏の乱入に及んで、私は、完全にストーリーから孤立しました。東京の芸人が大阪弁を「ネタ」にする際、あえて間違った言い回しをして笑いを誘うこともあるそうです。しかし、おそらくセミラミスさんは、2人の会話で「笑いをとりたかった」のでは無いでしょう。それならば、誤った言葉遣いを正しく改めるか、でなければ最初から使わない様にする必要があります。今でこそ「上品な婦女子が用いる」と思われがちな「てよだわ言葉」は、元来、セミラミスさんが言うところの「労働者階級」の男性が用いる言葉でした。それが明治期に入って、自我の強さを表すために、進歩的な婦女子が好んで使う様になります。しかしこれは、本来タブーであり、用いる際には「既存の概念に反抗する様な意図」で使われていたことに留意すべきです。○「べべ別に貴方のことなんて、何とも思ってなくってよっ」(←おしとやかであるべきとされた女性が無理に強がっている)○「あんたなんか、馬に蹴られて死んでしまえば良いんだわっ」(←ほぼ上に同じ)× 「商売にいらして?」(←強がるポイントが無い、素直に普通の言葉を用いるが吉)
 また、性表現に対するやや直接的な描写が、道徳的束縛の無い「アウトロー」の世界を描く一助になっていると同時に、多少とも物語の情感を削いでいる様にも感じられます。これは、性に対する描写が云々うんぬんと言うのではなくて、例えば物語序盤でラフィンがカームベルに欲情する際に、ロマンスを抜きにして、あまりにも直接的なエロチシズムに走っているという点が、多少なりとも男女の間に肉体関係以外のものが存在していると考える読み手、特に女性読者にとっては、かなり興醒めなのではないかと思われます。セミラミスさんは、既存の道徳的制約を抜きにして、「原始の男女の姿」とでも称すべき、道徳観形成前の、開放された性の歓びを表現しようと仰っています。しかし、「開放された性の歓び」を描くことは、何も「男女の肉体だけの繋がり」を賛美することには繋がらぬハズです。その証拠に、セミラミスさん自身、物語の最後で、レーラとラフィンの精神的繋がりを肯定しているではありませんか。あるいは、アウトローのラフィンが、数々の困難を経て、ついに男女のむつみ合いを、体だけでなく心でも行える様になったことを表現するため、物語序盤に、あえて先ほどの様なシーンを持ってきたのでしょうか。それならばもっと、物語の随所に、ラフィンの性に関する精神的成長を描く場面を用意しなければ、セミラミスさんの主張が読者に正しく伝わらない恐れがあります。
 ストーリーに関して、実のところ、二度目のセーブポイントを過ぎたあたりから、「●●●●●●の城」を彷彿とさせる描写に少々ニンマリとしていました。しかし、様々なオリジナルの趣向と、良い意味で期待を裏切るどんでん返しの連続により、相当に楽しむことができました。ただ、最後に●ー●●●が裏切った理由が、私には今ひとつ納得できません。ラフィンの身持ちの悪さが裏切りの直接の原因…だったのかもしれませんが、それは彼女が裏切りを決心した「間接的な動機」にしか過ぎません。もっと直接的で大掛かりな理由が明らかにされれば、このわだかまりも解消されるのですが…。
 最後に、セミラミスさんの作品は、ウルフRPGエディターで作られたノベル群の中でも、随一であると感じます。世間には、「冠を持つ神の手」(あれは作者様の分類だとADVだそうですが…)、あるいはウディタ作者様の「シルフェイド見聞録」(これも分類上はADVみたいですね^^;)など、様々な秀作がありますが、セミラミスさんの作品からは、これらのいずれにも無い斬新さと鋭敏な感性とを感じます。反面、知識や言い回しの妙、ストーリー構成力とバランス感覚とは "lmtbd" である様に思われます。これから、「ランラン少女」など他の作品もプレイさせて頂く積りですが、作者であるセミラミスさんと、貴方が作るアマゾネス世界との益々の繁栄を祈って、一旦筆をきます。
2010年12月21日 早朝自宅にて

【返信】
 Romuskaさん、まずはクリアありがとうございます。無理解な人による、いわれのない陰口や中傷は話になりませんが、当方に面と向かった理解者による具体的な要素の批判は歓迎しています。その場所を直せば、よりよい作品になるからです。Romuskaさんのそのお心遣いを確かに受け取りました。入力ミスや用語の使用方法に対するご指摘には感謝します。修正や補足をし、当サーバーのファイルは更新しました。
 キャラクターの口調に関しては「こういうキャラなんだ」という事でよろしくお願いします。私の作品は同じキャラクターが別設定として他のゲームに出るという方式なので、別のゲームでの口調も同じなんです。シルヴューレは当ゲームでは姫でも、別ゲームでは女子高生だったり、娼婦なんて事もあるのです。一方、強気な女が使うと思われていた言葉が、実は近代で労働階級の男が使っていたという要素はほとんど認識がありませんでした。ただ、一般のゲーム・アニメですでに生意気系の女が使うようになってしまっているので、現代の創作系ジャンルでの使い方を採用する事にします。そもそも、創作物でしか生意気系・強がり系女の口調は存在しません。実際に喋っている人なんて、まずいないというわけです。言葉の移り変わりは、性に対する思想のように別に支配層に捻じ曲げられたわけではないというのもあります。

 冒頭のカームへの欲情シーンは非常に手抜きで申し訳なかったです。ロマンスまではゆくか分かりませんが表現は追加しました。シナリオ冒頭の作成から完成までは5ヵ月経っているので、性的な思想が成長したのはラフィンではなくて私というわけです。←冗談はさておき、当ゲームに足りないのは実は性的表現だったのかも知れません。たとえエロでも説得力のあるシーンばかりならば、より広く認められるという点に気付かされました。

 ●ー●●●の裏切りの理由はハッキリできました。要するに、レーラの存在そのものというわけです。●ー●は19歳と、(世間がどう感じているかは別として)女の身体の黄金時代を過ぎているのに対し、レーラは15歳と黄金時代に差し掛かる状況です。アフリカの爺さんが17歳を選んだという話もあったし、女の黄金時代を17歳くらいだとラフィンが思い込んでいると●ー●が勘違いしたのも1つのポイントです。設定ではラフィンは29歳まではいけます。襲われたシャロンも23くらいの設定です。もっと説得力があるのを思いついたら、改めて導入します。
 
 陰謀論という言葉(レッテル)自体が、「極左過激派の思想に過ぎない」と誤認させる陰謀という考えです。世の中がおかしい理由に気付いた人間を取り込むガス抜きだったり、支配層の思想を嫌わせるトリックともいえます。私は彼ら支配層を一概に批判しているのではなく、むしろ彼らが常日頃に想っている念や使用する魔法の類には見習うものがあるという考えです。彼らと同じ考えでないから、一般人にはチャンスがないというわけです。彼らを嫌っても企業のオーナーになれるわけでもなく、金持ちになれるわけでもなく、世の中は変わりません。考え方に関しては支配層は素晴らしい教師でもあるんです。支配層は特別な努力はしていません。努力は何かの実現に有効なのではなく、魔法のようにうまくゆく事こそが真実だと考えています。陰謀論なんて「大富豪は存在するけれど、あくまで知られている+α程度の科学を使っており、オカルトは存在しないし議論の必要はない」のような主張が主流でしょう。そうではなく、科学もほとんど偽りでオカルトのパワーで支配しているという事こそが重要なんです。既に陰謀論とはかけ離れている事が分かるでしょう。
 魔法に関する発想は私の瞑想(思想を纏め上げる行為)による結論です。どの本にもサイトにも直接書いてあったのを見た事はありません。もちろん、同じ結論になった人は探せばいるかも知れませんが、私が誰かの影響を受けたわけではないです。私の着想の源は、言うならば潜在意識からのメッセージというわけです。
 情報の真偽の判定ですが、1つの手法としては、「その情報を流す事によって誰が得をするのか」で判断します。医学の偽りなどを暴露しつつも、健康食品も宗教も売っていなければ、真と扱って問題ないとするスタンスです。一方、小説やゲーム・漫画・アニメなどこそ、真実に近いものが含まれているという考えです。というのは、彼らの手先でない人間がジャーナリズムなどで暴露しても、すぐに排除されてしまうからです。

 冠を持つ神の手シルフェイド見聞録など高峰とされるフリーゲームよりも面白いと評価してくださり本望です。そんな意見ばかり来て欲しかったのですが、市販のストーリーやフリーゲームなどに親しんでいる熟練度の高いRomuskaさんのような人でないとなかなか理解してもらえないようで、困惑していた所でした。現時点で公開しているバージョンが完成形のつもりは無く、当方の精進に加え、怪盗ラフィンもバージョンアップしてゆきたい所存です。できたばかりなので知名度は低いですが、将来的にはそれらの作品以上の評価になると、こいねがっていればよいわけですね(笑)

 とにかくは、Romuskaさんのお蔭で怪盗ラフィンのまずい所が一気に直ったかのような錯覚さえ覚え、より良い作品にする事ができました。個人的にはR15モードをオフにすると、ほとんど性的な表現が消えるような修正を入れたいと考えています。これが実現すれば、一般的な作品とより近いエリアで渡り合えるという算段です。
 色々と語ってくださり、ありがとうございました。ここで語ってくださっても、ほとんど広まらないので、色々なサイトでご意見を述べてくだされば幸いです。

メモ:この人は怪盗ラフィンの誤字・誤用を10くらい挙げてくださいました。

2010/12/6
【感想】Louさんより
最後までプレイさせてもらいました。全体の感想から言うととても面白かったです。ブラックジョークが、自分にはちょっと多すぎでしたが、それを含めても読み進めたくなるほどのとても良いシナリオでした。エンディングの追加期待してます! 

【返信】
 とても面白いと分かってくださり幸いです。感受性が磨かれていないと波長が合わず低俗な所だけ意味が分かり、ゲームが理解不能な人もいるようです。テレビやラジオでも特殊な振動数を受け取る機能のない装置は、受け取れず雑音に聴こえるのと同様です。どんなにいい番組を報道してもスクリーンには映像が映らないのです。昔の魔女(真実を伝えようとしていた高度な知性と精神を持ち合わせた人に対するレッテル)にも理解者はいたものの、洗脳された多くの人は毛嫌いして理解しようともせず騒いでいただけという歴史もあります。平たく言えば、馬の耳に念仏というわけです。
 当方のゲームはある程度 多くの人に対して面白いと考えていましたが、意外に好き嫌いが激しい事が判明したので、今度の作品では卑猥な要素を以前のようにオプションにしようと考えています。エディタ公式のコメント欄では「卑猥な表現が多過ぎ」という意見が多いですが、美少女系サイトへ行けば少なさにガッカリされてしまうと思うので、うまくバランスをとりたい次第です。当方のゲームが「低俗なギャグばかり」なんてレッテルは極一部の領域でしか通用せず、圧倒的多人数のいるエロ好きの領域など場所が違うだけで評価はがらりと変わるわけですね。エンディングの追加などは、サークルのホームページをチェックしてみてください。クリアありがとうございました。


11/19
【感想】
そうちさんより
 クリアしました!"笑い"というものを考えなければ、普通の作品として楽しめました。全体的な"笑い"ではなく、少しだけ笑える要素がある感じです。まぁ、個人の感想ですので、こういうのが好きな人は、普通にギャグとして楽しめるんだと思います。凄いと思ったのは、誤字、脱字があまりなく、文字も切れていない事です。気になった点と言いますか、仕様なのかは分かりませんが、「次の話へ」を選択した後、キャンセルすると勝手に話がスキップされてしまうことです。

【返信】
 爆笑しなかったら残念です。誤字はゼロに近いつもりでしたが、あるんですね。まあ、誤字率としては他のフリーゲームの10分の1未満だと思っています。市販ゲームにも誤字はあるので、それくらいの率には下げたつもりです。スキップの仕様は修正しました。

【解説】
文字の切れについて。ツールでは文字枠内で自分で改行せねばならず、制作初心者だと文字がずっと右の方まで行ってしまい、切れて読めなくなる場合が見受けられる。

11/18
【感想】Toiさんより
 なんだか良い意味でも悪い意味でも話題のようなのでダウンロードしました!恥ずかしいのでこちらで失礼します(*ノノ)チキンでゴメンネ! 1度クリアして、マルチエンディングということなので現在2週目を進めてます。個人的にはネエロさんがすきです。 プレイしてみて良かった点としてスキップや早送りもあって非常に細かなつくりになってるなぁと思いました。あとは立ち絵や一枚絵がキレイでギャラリーページなんかもほしいなと思いました。せっかくキレイな立ち絵を描かれるのですから顔グラも自作すればいいのに! 悪い点としては説明セリフが多くて親切といえば親切なのですがそれが読みにくくしていると思います。あとは下ネタが多すぎるほどに多く若干引きました。 ブラックジョークと聞いてギャグなのかな?と思ってダウンロードした人が下ネタ嫌いでショックを受けることもあると思いますので下ネタが含まれていることはきちんと明記しておくべきだと思います。それか下ネタを含まないモードも作るとか…。セミラミスさんは笑いを取るのが得意のようなので下ネタ無しでも十分に面白い作品が作れるのではないでしょうか? 最大の悪い点としては、セミラミスさんの作品紹介ページの追記ですね。あれは作品の紹介でもなんでもないので不必要だと思います。おもしろくないと言われて勘に障ったお気持ちもわかりますがここは抑えて…せっかく自信の作品なんですから! あと要望なのですが、せっかくキレイな絵なんだから男性陣の立ち絵もみたいなと思いました。男性絵は苦手なのかな?いろいろチャレンジするといいですよ! ではこれにて。長文失礼しました(・ω・)ノシ 

【返信】
 骨のあるコメントありがとうございました。立ち絵ですが、実はらんらん少女という別ゲームへキャラクターを導入中なので、ラフィンやネエロなどは後回しになってます。ギャラリーは今後のバージョンアップで作る事にします。下ネタは15推モードに切り替えれば緩和されますが、分岐が増えるし、基盤を壊すわけにもゆかず現状になっています。他のゲームは全年齢対象が標準でR15に切り替える前にうるさいですが、ラフィンに関してはR15が標準(15推は毒気と画像を抜かれた非推奨)なので説明が手抜きでした。ただ、「殺人事件が起きます」と警告された物語なんて既に起こる事が確定しており面白くないというジレンマもあり、今後の課題とします。下ネタ無しでも作れるかも知れませんが、「ムフフギャグを作りたいのが私の創作意欲」というわけで、必要悪なんです。今後のゲームはモードの切り替えでうまく実現したいと思います。説明的台詞は調整が難しく、中途半端だと説得力がなくなり、それはそれで指摘を受けます(らんらん少女でのレビュー)。上手く分散させてみたいと思います。追記に対しては、今の流れだと不要部もあるので一部削除しました。

 2010/11/3
【感想】かいとさんより
 ブラックジョーク好きとしては面白かったです。イラストも中々綺麗で全体としてはかなり自分好みな内容でした。あえて指摘する部分をあげますとやはり台詞枠を配布素材でも構わないのでもう少し見栄えのするものにしたり時々立ち絵にするのではなく常時立ち絵にしたり他にもタイトル文字・フォント効果音などを動きをいれたりいまいち古臭さを感じたので演出面などを改善して欲しいと思いました。 

【返信】
 かいとさん、ありがとうございます。台詞枠は確かにウディタ標準のですね。実は作り始めの時期には顔グラしかなかったので、立ち絵に切り替えてゆくのは今後の作業です。せめて顔グラを立ち絵と一致させるというのも大切だと認識しています。タイトルの文字はシステム依存なので、フォントがインストールされていれば、紹介ページのような見栄えになります。画像にするのも手ですね。
2010/9/1 一部の立ち絵はあったが、シーン絵はほとんど無く、ストーリーと顔絵と背景画像が中心の時
実はこの時点では完結していないのだが、未完でストーリーは公開しており、文の乱れも多かったが既に面白さを分かってくれていた人より

【感想(質問)】
怪盗ラフィンについて質問があります。最後までプレイしたのですが、続きがあると最後に書いてありましたが、続きいつ頃はアップされる予定ですか?凄く楽しみです。もうひとつ、高見沢愛子のテーマ曲に使用されている音源は、何というサイトで取られたのですか?すごく気に入ったので。無断添付などは一切するつもりはありません。個人的に楽しむためです

《嫌がらせの例》
2011/11/10
【感想】ネットで拾った文章。
ほとんどテキストのみで進行するが、肝心のストーリーはあってないようなもの。思いつくままに書き連ねたような展開と文章。とりあえず女性が登場し、なぜか主人公に好意を寄せ、セクハラ要求を受け入れ、また次の女性登場というループ。ただそれだけ。作者イチオシのギャグに関しては、良くて苦笑する程度のレベルで、バリエーションも少ない。しかし最大の問題点は、物事を一面的にとらえて悦に入っているような描写が随所に見られることか。「面白いと感じない場合はプレイヤーに問題がある」とでも言わんばかりの作者の偏狭な態度も痛々しい。プレイ中、漫画『ピューっと吹く!ジャガー』の登場人物ハマーが、作中で自らを主人公として書いた妄想ストーリーを思い出し、頭から離れなかった。

【コメント】ネットで拾った文章に対してなので返信ではない。
 あの壮大なストーリー、深いテーマ、二転三転する展開に対して、あってないようなものとは、今までどんなストーリーを目にしてきたのか疑問だ。まさに当ゲームを一面的にしか捕らえていない人の代表といえる。そもそもシーンやメッセージをスキップしただけではないだろうか? それならば、確かにストーリーが存在するようには見えないだろう。←皮肉なので、実際にはそれなりに読んでいるはず。また、消化不良を起こすくらいのテーマである事も作者は自覚している。
 もし、当ゲームがストーリーを理解しないとクリアできないような推理ゲームのような仕様だったらどうだろうか? ストーリーの面白さに対して理解が無いとクリアできないのだから、評価できない事になる。つまり、理解力が低いプレイヤーは、そもそも評点をつける権利・能力すらないわけだ。同様に当ゲームに対して理解力の低いプレイヤーが、当ゲームを評価する能力が無い証明になるし、したとしても、あのような評価になる事に矛盾はあるまい。そして推理ゲームのような仕様のゲームに難癖をつけるつもりでプレイすると、自分の能力を思い知る事になるだけだ。
 「面白いと感じない場合はプレイヤーに問題がある」というのは事実だ。というのは、古代から読まれている聖典があるとして、人によって解釈は異なるのが実際だ。要するに、バッチリ意味を把握できる人から全く理解できない人までいるわけだ。聖典という対象は同じなのに、読者の能力によって理解度が決まる。同様に当ゲームもプレイヤーの能力で決まるという話は何度もしている。単に難癖だけを付けられて残念だ。どう思うかは自由だが、難癖をつける自由があるわけではないのだし。というか、当方の「面白いと感じない場合はプレイヤーに問題がある」という言葉は、当サイトの奥深い所にあり、粗探しした後にプレイした事を物語っている。普通のプレイヤーは、ダウンロード後にマニュアルすら読まずに進めてゆくのが通常で、特に当ゲームは物語を読み進める事が中心なのだからゲームのルールや攻略を把握するために、当サイトを徘徊する必要性が低い。にもかかわらず、当サイトの奥深いエリアの内容を知っているという事は、粗探しと難癖が目的だった証明になる。面白くなかったら途中でプレイをやめればいいのに、最後までプレイする理由があるとすれば、目的が難癖をつける事だからなのだ
 女の子に好かれるという話だが、好かれた女の子のシーンを中心に描いたに過ぎない。実際にはラフィンの身体やお金だけが目的だったりする女も設定してあるはず。そして、ラフィンに見向きもしない女や、利用しただけの女、商売上で愛想を振りまいているだけの女、怪盗という仕事での付き合いの女、そもそも男女区別無く人間を実験体としか見ていない女、ラフィンを子供のようにあしらう女、逮捕したいからストーカーする女、相当にラフィンを嫌った女を設定している。こんなに多彩なパターンがあるのに違いを見抜けないのは、やはりプレイヤーの問題だ。あるいは難癖を付けたいだけか。確かにナシュカという女の子に好かれる理由は、作者も表現しきれていない。しかし、人気投票ではナシュカが上位にある事から、あんな風な好かれ方の方がむしろ人気が出やすいといえる。また、そもそも女の子から次々と好かれる面白さを味わえばいいのだから、別段マイナス要素ではない。
 「ハマーが作中で自らを主人公として書いた妄想ストーリー」というのは未調査だが、恐らくギャグのシーンだろう。それで笑ったのだから、当ゲームでも笑えばいいだけではないか? 苦笑だろうが笑ったのは事実。ギャグを主張しながら、笑えないゲームが多い中、笑ったのだからそれでいいはず。何が彼に難癖をつけさせる理由になったのか。難癖をつけるためにプレイしたからとしか言いようがない。ジョークというのは言葉遊びでもあり、その状況や前後の台詞などを引っ掛けて遊ぶ物だ。センスが無い人間には、笑う事ができないのだ。自分が理解できないからといって、全く失礼な言い振りだ。
 この人はグラフィックや音楽も評点という形で低くつけているのだが、一体、どのレベルのグラフィックを用意すれば高得点なのかが疑問。どうせ自分に合ったゲームだけを客観的に面白いと錯覚し、そのゲームがヘボ絵でも高得点とし、当ゲームのようにムッとさせられたゲームのグラフィックをけなしているだけだ。また、音楽は素材なのだから他のフリーゲームと同じ音楽を採用している。ストーリーを嫌ったとしても音楽を褒める場合があるくらいの高い水準だと、改めて語っておく。というか、同じ音楽作者の素材を別のクリエーターも使用し、ゲームとして公開している。当ゲームの音楽がダメだとすれば、別のゲームだってダメでないとおかしいのだ。つまり、嫌がらせで当ゲームの音楽の評点までも下げただけで、本当はいい音楽というのが真実だ。
 ちなみに、1〜5までの評点があるとして、当ゲームは1か5のように極端に評価が分かれる。3とか中途半端な評点は何故か無いのだ。要するに、ついてこれない人(初めからけなす目的でプレイでした人)が1を点け、つけてこれた人が5を点けるという証だ。
 また雑誌掲載の話をしないといけないが、どの要素も劣るゲームがどうして雑誌されるのか説明して欲しい。いいや、遠回しな言い方はやめよう。ちゃんとストーリーが理解できる人ならば面白くて仕方が無く、能力の低い人に限って、当ゲームを理解できず、非難を浴びせるという事実だけを語っておく。←こういう事を書くから、また新たな愚者が現れて同じ難癖をつけてくるという繰り返しなのだけど^^;
 この人は難癖をつけるためだけにプレイした人の典型で、そんな事をするくらいなら初めからプレイしなければいいのに、全く哀れだ。そもそもバージョン1.00の時点では、もっと内容が酷かったというのに、難癖を付けられる事は無かった。むしろ、面白かったと語る人だけがいた。理由は、「難癖をつけるためだけにプレイした人」がいなかったに尽きる。難癖をつける人の多くが他の人の難癖や当サイトの難癖に対する反応を見てからのプレイだと考えている。要するに「難癖をつけるためだけにプレイした人」が難癖をつけているだけなのだ。

 当方が書き直す必要がありそうだ。
ほとんどテキストのみで進行するが、肝心のストーリーは秀逸で最後まで読み進められる。思いつくままに書き連ねたような展開や文章とは異なり、非常に楽しめる。個性的で魅力あふれる女性達が、主人公に対してさまざまなバリエーションで関わってくる。セクハラ要求をされる事もあり、受け入れる場合もグッと来るし、かわされるのも面白い。また次の女性が登場し飽きさせない。女性が関わるパートだけでも、こんなに充実している。作者イチオシのギャグに関しては、悪くても苦笑するレベルで、ほとんどは腹を抱えて笑える。バリエーションも多彩。しかし最大の注目点は、物事を多面的に捉えて教え諭すような描写が随所に見られる事か。「面白いと感じない場合はプレイヤーに問題がある」とでも言い切ってしまう作者の視野の広い態度までも心地良い。プレイ中、漫画『ピューっと吹く!ジャガー』の登場人物ハマーが、作中で自らを主人公として書いた妄想ストーリーを思い出し、頭から離れなかった。その水準のギャグも忘れていないようだ。
と、こんなジョーク(内容は正確)まで作ってしまう筆者のギャグが笑えないわけがあるまい。彼は実際にはこう語りたいのだが、ゲーム内で「お前は無知だ」と言い続けられたと被害妄想し、作者が仕返しされたのだと考えている。やはりプレイヤーに問題があると言えるが、心理的には認知的不協和の1つの症状といえるので想定の範囲だ。
 実は当方(のゲーム・思想)があまりにパワフルなので、感情をかき乱されてしまう人がいるわけだ。そんな大きな存在を認める事ができない小さな人達が、難癖をつけるという行動に出る。作者が「このプレイヤーは大物だな」と感じる人がいる。その人は、当方の大きさが分かるので、当ゲームを相当に褒めてくるのだ。

《特殊なケース》ちょっとプレイした程度でプレイを捨てて、面白くないとレッテルを貼ったものの、クリアしたら面白かったというケース。
最初は…
 申し訳ないがどこがギャグで大爆笑なのかが分からなかった。内容もただ低俗なだけでクリアもできませんでした。しかし、これだけの中身でここまで長い文章を作るのはなかなかできないことだと思いました。
のように、けなしていたものの、「5分間のスキップ・プレイで何が分かるっ。絶対面白いからクリアしてから言いなっ。」のような話をしたら、
 色々と指摘があったので再びプレイしてみました。その結果、思っていた以上に話の骨子がしっかりしていて、クリアまでたどり着くことができました(多少、スキップしましたが)。結局「笑い」は見つかりませんでした。ブラックユーモアって「風刺」や「不気味さ」「残酷さ」を感じさせるユーモアであり、決して下ネタのことではないと思うのですが・・・しかし、やはり内容はいただけませんね(ストーリーやシナリオではなく、思想や発想の問題)。しかし、一度はプレイしてみることをお勧めしておきましょうか。さんざん批判しておいてなんですが、システムの細かさ、プレイヤーへの配慮、など完成度の高めの作品です。紹介の文章と、わいせつな内容がなければもっとすんなりと受け入れられるかもしれませんね。
となった。まあ、要約するとエロギャグを消せば面白いゲームという話だ。しかし、エロこそが楽しみな人は、面白過ぎるという証明にもなる。また、グラフィックの評価が全くないが、フリーとしては相当な水準だ。シェアとしてもいけるが、プレイ者数を確保するためにサービスでタダのバージョンも用意してあるのだ。ただ、この人は残念ながら「面白いはずが無い」という心構えでプレイしてしまったのか、イイ部分には目がゆかず、単に粗探しをさせてしまったので申し訳なく思う。
それから、キャッチコピーという概念を知らないのだろうか? 紹介文でいかにプレイ率を上げるかというのも追求している。一方、ブラックジョークというのは、性行為に対しても使われるので、性的なギャグはブラックジョークの王道の1つ。不気味さも残酷さも全く不要。
そもそも、バージョンは1.00に過ぎない。まあ、1.00が既に雑誌掲載の水準だったが。面白いストーリーならば、特別に小説的な技法は必要ないというわけだ。バージョン1.0系が完成形というつもりもなく、1.3辺りにはもっと完成度が高まる予定。

《作者の感想》2011.4下旬
 作者である自分自身が久し振りに怪盗ラフィンをプレイしてみたが、細かい部分では忘れており、新鮮な気持ちでプレイできた。面白いではないか! 自分好みに作ったので当然なのだが。この作品を面白くないと語る連中の気が知れない。ちなみに、開発中、作者がテストプレイしていた頃やバージョン1.00には、レーラ、カームベル、蓮乃くらいしか立ち絵は無かったので、その意味でも新鮮だった。まあ実は正直な所、ブラックジョークが超越し過ぎで、自分でも恥ずかしくなるようなシーンが出てきた。「これはふざけ過ぎだろ! 作者の俺でも呆れちまった。」というわけだ。
 当ゲームは色々な意味でチャレンジしたわけだが、斬新過ぎて受け入れられない人が予想以上に多く発生したのは手落ちだったといえる。結局、プレイヤーの頭の出来で評価が決まってしまうので、当ゲームに哲学を埋め込むに連れてついていけない人を増やしただけの話だったのだ。難解な話だけでなく「性は素晴らしい」「一流のブラックジョーク」のような要素も、理解の範疇を超えてしまっていたので、ついていけない人に評判が足を引っ張られる事になったわけだ。
 次回作の悲湯ではブラックジョークばかりではなく、エロとはあまり関係のないジョークを主体とし、いい作品に仕上げたい。既に雰囲気が把握できるくらいは完成したので試して欲しい。

2011.12 追記
 当ゲームは他のゲームと比べて非難のメッセージが多い事から、失敗作というのは認める。ソクラテスや孔子の哲学とエロギャルゲーを1つにしたようなゲームがあったとしたら、恐らくプレイヤーはついてこられないというイメージだ。そして、以後の作品には同じ失敗がないように工夫してあるので、当ゲームの失敗は活かされているので安心して欲しい。

怪盗ラフィンR15パスワード…… rafin
 ガチでハレンチになります。特にゲーム登録サイトでの苦情などをご遠慮ください。
 本来は年齢制限なしモードでクリアした時に判明するパスワードをサービスしています。


怪盗ラフィンの心構え…プレイマニュアルではなく、精神的な心構え
 どうして超面白いと語る人と、下品なだけと捨てる人がいたりと、極端に評価が分かれるのかの解説
 何かを見た時、知った時、当人の頭の出来具合で、反応は決まっているといえる。決して、当ゲームの問題ではない
 当ゲームは、あなたが今までに磨いてきた感性(情報の真偽の判別能力)の度合いを映す鏡のようなゲーム……。


セミラミスの秘法のページへ

当サイトのゲーム全般に対する感想ページはこちら